商品コンセプト
これからは分子レベルで健康や栄養を考える時代です。
カラダを元気にすることは、生命の最小単位である細胞を活性化することであり、更に、細胞のなかで絶え間なく生命活動を営む「タンパク質」の働きを最大化することと言えます。
“生命とはタンパク質の存在様式である。生命は栄養と排泄によりタンパク質が不断に更新されることの中にある”(エンゲルス)
「私たちのカラダが病気になるということは、カラダのどこかの器官・組織が病気になることであり、それはその組織を作っている細胞が病気になることであり、最終的にそれは、その細胞で働いている【タンパク質】が病気になることである。」(水島徹著「HPSと分子シャロペン」より )従って、分子レベルで健康を考えるということは「タンパク質」について考えることと言えます。生命の鍵をにぎるタンパク質の理解を深めれば、細胞レベルから健康になる、若返ることができます。
人体で最も大切な物質。それは「タンパク質」です。
私たちのカラダは、糖質、脂質、核酸、タンパク質などの分子(物質)によって成り立っていますが、最も重要なのはタンパク質です。タンパク質は骨や筋肉、皮膚のようなカラダの構造となったり、あるいは「酵素」となってカラダの中で行われる生命活動(化学反応)の発明に利用されるなど、生体の根幹をなしていると言っても過言ではありません。
タンパク質の英語である「プロテイン(protein)」の由来は、ギリシャ語のproteios「第一のもの」「最も重要なもの」という意味の言葉から。人間のカラダは60%が水分、20%がタンパク質で出来ていますが、カラダの固形部分だけでいうと75%がタンパク質で出来ています。「タンパク質」と聞くと、食事から摂取する糖や脂質と並ぶ三大栄養素を連想しますが、ここで言うタンパク質は、アミノ酸が体内でDNAの配列によって100~500個ほど繋がり、合成された生体高分子のことを指しています。体内の主なタンパク質には、カラダの骨や筋肉となる「構造タンパク」や、生体の化学反応を媒介する「酵素タンパク」、免疫機能において抗体となる「免疫タンパク」、血糖値を下げる機能を持つインシュリンのような「ホルモンタンパク」などがあります。
ヒトは20種類のアミノ酸で約10万種類のタンパク質を合成しています
タンパク質の材料はアミノ酸です。20種類のアミノ酸がDNAの配列によって様々な組み合せでつながり、およそ10万種類という膨大な数のタンパク質が作られます。人体はその膨大なタンパク質の化学反応によって営まれているのです。20種類のアミノ酸がひとつでも欠けるとタンパク質の合成は行われず、私たちの生命活動は滞ってしまします。
アミノ酸とはタンパク質を構成している最小の成分です。食事によって摂取されたタンパク質は、消化・分解されてアミノ酸になり、腸から吸収され血液によって細胞に運ばれます。そして、運び込まれたアミノ酸は各細胞内でDNA配列に基づきカラダを作るタンパク質に再合成されて使われます。自然界では数百種類のアミノ酸が確認されていますが、その中で私たちの体を作るアミノ酸は僅か20種類。そのうち体内で合成することの出来ないアミノ酸を「必須アミノ酸」といいます。(ロイシン、イソロイシン、バリン、メチオニン、スレオニン、トリプトファン、フェニルアラニン、リジン、ヒスチジンの9種類)ヒトは必須アミノ酸を食事などを通じて外部から摂取する必要があります。
タンパク質の最も重要な働きは「酵素」として体内の化学反応を進めること。
酵素とは、生体内で起こる化学反応に対して触媒(反応の速度を早める物質)として機能するタンパク質です。酵素は、ヒトが食事から摂った物質を消化する段階から、吸収、輸送、代謝、排泄に至るまでのあらゆる生命現象に関わっており、生体維持に欠かすことが出来ません。それぞれの酵素は一つの化学反応のみを触媒するという特性があります。
私たちの体温は恒常性(ホメオスタシス)により、常に一定の温度(37℃前後)で保たれています。このような温和な条件の体内で化学反応を進めるには触媒が必要となります。触媒とは特定の化学反応の速度を早める物質で、自身は反応の前後で変化しないものをいいますが、体内においては「酵素」がその役割を担っています。自然界に存在する酵素は25,000種以上、人の体の中で働いている酵素は5,000種類ぐらいあるといわれています。人間はもちろん、あらゆる生物は酵素の働きがなければ一瞬たりとも生きていけません。酵素がタンパク質であるということが、タンパク質の重要性を決定づけているのです。
酵素は補因子が結合してはじめて働くことが出来るようになります。
ほとんどの酵素は単独では働くことができず、補因子といわれる物質を必要とします。補因子はさらに「補酵素」「補欠分子族」「金属イオン」に分けることができ、そして、補酵素や金属イオンとしてよく知られているのが「ビタミン」や「ミネラル」です。補因子は酵素の大切なパートナーであり、酵素は補因子と結合することで初めて活性が発現します。
酵素はタンパク質で作られています。その酵素単体を「アポ酵素」といいます。アポ酵素だけでは触媒として化学反応の中心的な働きを行うことが出来ず、また、補因子(補酵素、金属イオン)単体でも体内の化学反応を行うことは出来ません。しかし、アポ酵素と補因子が結合すると「ホロ酵素」 と呼ばれるものになり、化学反応を行うことが出来るようになります。補酵素の代表はビタミンです。様々なビタミンが補酵素として体内の酵素の働きを助けています。また、ビタミンと並び大切な酵素のパートナーがミネラルです。ビタミンはそれ自身ではカラダの構成成分とはなりませんが、ミネラルは酵素の働きを助けるだけでなく、骨や歯などの体の組織の構成成分としても働きます。
カラダの根本から元気になることが、全ての健康と美容に通じる道です。
私たちのカラダは、DNAに基づきアミノ酸からタンパク質を作り、そのタンパク質がさらにタンパク質を合成したり、他のタンパク質の働きを助けたりして維持されています。病気は老化とは、その流れが滞ったり、障害が起きている状態とも言えます。生命の鍵とも言えるタンパク質について理解すれば、より健康に、より若々しくなることができます。
私たちのカラダは約60兆もの細胞から成り立っており、それぞれの細胞は80億個のタンパク質を持っていると言われています。そして、その80億個のタンパク質はいったん出来たら終わりではなく、絶え間なく分解と生成を繰り返して新陳代謝を行っています。その生成スピードは、最も活発な細胞では1秒間に数万個にもなります。60兆の細胞の一つひとつでは毎秒毎秒、恐るべき勢いでタンパク質が作られ続けているのです。生体が細胞や組織を合成し、一方で分解していくことで新旧のバランスを保つことを代謝回転(ターンオーバー)と言います。一般的に人は年齢を重ねると代謝回転に要する時間が長くなります。代謝回転を短くすることは、健康や若さを保つ秘訣であり、それにはタンパク質の材料となるアミノ酸とタンパク質の機能を補完するビタミン・ミネラルの十分な摂取が不可欠です。
高品質・高配合のアミノ酸、ビタミン・ミネラルを食生活の中に。
分子レベルで健康を考えること。それは私たちのカラダの中で最も重要である「タンパク質」の生成と機能の発揮を助けることがまず基本となります。そのためには20種類のアミノ酸と補因子となるビタミン・ミネラルのバランスのとれた摂取が不可欠です。毎日の食事から、また、サプリメントを賢く利用して十分な補給を心がけください。
ヒトが1日に必要なタンパク質の量は、体重の1,000分の1といわれています。体重が60㎏の方なら60gのタンパク質を食事などで外部から摂取する必要があります。しかし、そのタンパク質60gを食事だけで摂取するのは困難です。ほとんどの高タンパク質食品は脂肪と抱合せになっており、脂肪のとり過ぎによるカロリーオーバーが心配ですし、加熱調理の過程で失われる栄養素もあります。また、ビタミン・ミネラルを含む食材(野菜)の栄養価の低下や加工食品の普及なども栄養不足の原因となっています。栄養バランスのとれた食生活を基本にサプリメントなど栄養補助食品を賢くご利用ください。
GMP(適正製造規範)認定工場で品質と安全性の確保に努めています。
琉球温熱のサプリメントは、品質・安全性を確保するために、健康食品GMP適合製造所の認定をうけた日本国内の工場で生産しています。また、サプリメントに含まれる添加物は、錠剤を作ったり、製造工程上でどうしても必要な最小限に抑え、着色料、酸化防止剤、保存料、発色剤などは一切使用しておりません。
GMPとはGood Manufacturing Practiceの略で「適正製造規範」といい、財団法人日本健康・栄養食品協会が運用、認定する制度です。原材料の受け入れ、製造から最終製品の出荷に至るまで、適切な管理組織の構築及び作業管理の実施と設備構築により、全工程において「製品の品質」と「安全性の確保」が認められた工場のみ認定を受けることができます。
お客様の声
プロアミノ
女性・35歳
手軽に飲めるのと、たんぱく質を効率的に摂取したかった為。消化が弱いため、肉や玉子を多めに食べると消化不良をおこす為。
飲んでみた感想は、水に溶かしてすぐ飲めるし、飲みやすい。最近は栄養が足りてきたせいか、肉や玉子を多めに食べても胃もたれ、ガスが溜まる事がなくなった。
疲れにくくなった事。頭痛も改善してきている。
マルチビタミン・ミネラル
女性・65歳
栄養補給をしたくて飲み続けています。疲れも感じられず、いつも元気です。目も緑内症の疑いがあり、毎年検査をしていますが、とても良好です。
100年経っても大丈夫と言われています。栄養状態が一番緑内症は関係すると医師にいわれたので、続けるようにしています。
商品の詳細
プロアミノ
フリーフォームのL型アミノ酸だから、腸に直接吸収され、体内ですぐ働きます。
外部から摂取したタンパク質は、胃や腸で分解され、遊離アミノ酸(FFAA=Free Form From Amino Aid) というアミノ酸分子が1個の状態になります。これをフリーフォームと言います。一部を除きタンパク質はフリーフォームになってはじめて腸で吸収されます。
しかし、胃酸の生産分泌能力が低く、それに伴って消化酵素の生産が低下してくる高齢者や、消化器官に疾病をもつ方が摂取したタンパク質はうまく分解されず、 腸で十分に吸収されないで未分化タンパクとなり、腸内環境を悪化させ、やがて病気の一因となります。
プロアミノはフリーフォームのアミノ酸なので、胃や腸での 分解工程を必要とせず、直接腸から短時間での吸収が可能です。また、アミノ酸にはL型とD型の二種類ありますが、私たちのカラダのなかに存在するアミノ酸はすべてL型です。 体内の酵素はL型とD型を見分けて、L型だけを利用するということが分かっており、よってプロアミノのアミノ酸は全てL型を使用しています。
プロテインスコア100、アミノ酸スコア100のダブルスコア100を実現。高品質で効果的なアミノ酸の摂取が可能に
私たちは1日に体重の1,000分の1のタンパク質を必要とします。体重60㎏の人は60gのタンパク質の 摂取が目標となります。しかし、タンパク質を食品から摂取する際には量だけでなく、タンパク質に含まれるアミノ酸の種類とバランスに目を向けることが大切です。
既に述べたように、私たちのカラダの構成要素となるタンパク質は20種類のアミノ酸の組み合せによって出来ています。その内の11種類は体内で合成することが出来ますが、 残り9種類の必須アミノ酸は体内で合成することが出来ず、食品から摂取するしかありません。従って、その食品に必須アミノ酸が9種類全部含まれているかというのは大きな ポイントです。
また、必須アミノ酸9種類はそれぞれの必要量を満たし、ひとつでも足りないものがあるとタンパク質の合成が効率よく行われません(右図表「桶の理論」 を参照ください)。よって、アミノ酸を選ぶ際のふたつ目のポイントは、必須アミノ酸が必要十分な量で含まれているかという点となります。そして、この2つのポイントを 満たしているかを示す指標として「プロテインスコア」や「アミノ酸スコア」があります。
現在、わが国でいちばん流通している指標は「アミノ酸スコア」ですが、 それ以前に使用されていた「プロテインスコア」が指標としてはより厳しく、「アミノ酸スコア」の基準は低すぎるとする研究者もいます。プロアミノはプロテインスコア100、 アミノ酸スコア100のダブルスコア100を実現。高品質で効率のよいアミノ酸の摂取を実現するサプリメントです。
20種類のアミノ酸を全部を含み、更にタンパク質の代謝に不可欠なビタミンB6や消化吸収を助けるパパイヤエキスを配合
プロアミノは9種類の必須アミノ酸だけではなく、人体が必要とする20種類(必須アミノ酸9種類、非必須アミノ酸11種類)のアミノ酸を全部を含んでいます。
非必須アミノ酸は人体で別の成分から合成できるとはいえ、カラダにとって必要なアミノ酸であることに変わりはなく、できるだけ摂取したいアミノ酸です。なぜなら、 体内でつくられるアミノ酸も、場合によっては外から摂取しなければ不足することもあり、また、外から摂ることでアミノ酸を体内で合成する際に必要となる酵素を温存して おくことも出来ます。
プロアミノには、アミノ酸以外にビタミンB6やパパイヤエキスも含まれています。ビタミンB6は、タンパク質を分解してエネルギーを産生したり、 アミノ酸を合成してタンパク質をつくるときに必要となる「アミノ基転移酵素」など様々な酵素の補酵素として働きます。人体で働く20種類のアミノ酸のうち実に19種類の アミノ酸がビタミンB6を必要とし、不足するとタンパク質の代謝が滞ってしまいます。アミノ酸を摂取すればするほどビタミンB6が必要となる所以です。
また、パパイヤエキスには、プロアミノの消化吸収を助ける消化酵素も含まれています。各栄養素の含有量や原材料については、右表「プロアミノ栄養素含有量一覧表」を ご確認ください。
品質保持や携帯にも優れた分包タイプ
毎日、服用する健康補助食品ですので、安全にお召し上がりいただけるよう、保存料や酸化防止剤などの添加物は使用しておりません。 そのため、服用時の開閉による製品の酸化を防ぐために分包にしました。分包にすることで、開閉時の空気の混入を最小限にしています。
また、分包は携帯に便利ですので、外出先での服用にも手間がかかりません。シークヮーサー味の口当たりのよいテイストなので水なしでもお召し上がりになることができます。 出張先での栄養補給や職場などでのおやつ代わりに、ダイエット時の栄養補給などにも最適です。
代表的なタンパク質食品と比較しても、必須アミノ酸含有量が高い栄養補助食品です
プロテインスコアやアミノ酸スコアの高い代表的な食品には、鶏卵、さんま(魚)、牛肉、鶏肉、豚肉、木綿豆腐などがあります。 それらプロテインスコアやアミノ酸スコアの高い食品とプロアミノを比較して、100g中にそれぞれ必須アミノ酸がどれくらい含まれているかをまとめたのが右の 「食品別必須アミノ酸比較グラフ」です。
ご確認いただけますとお分かりの通り、プロアミノの必須アミノ酸含有量が他食品と比較して群を抜いております。 つまりプロアミノは、プロテインスコア100、アミノ酸スコア100という質をクリアしたうえに、アミノ酸の含有量も高く、質・量ともに優れた栄養補助食品であると言えます。
マルチビタミン・ミネラル
必須ビタミン11種類と必須ミネラル11種類を配合
生命活動の要となる酵素の働きにはビタミン・ミネラルが補因子(補酵素、金属イオン)として関与しています。従って、ビタミン・ミネラルが欠乏すると、 それらを補因子として利用する酵素が機能不全に陥り、カラダに不調をきたします。
体内には5,000種類以上の酵素があると言われていますが、その酵素の活動に必要な補因子は わずか20数種類のビタミン・ミネラルで大半がまかなわれています。そのうち、体内で合成できないビタミン13種類を「必須ビタミン」といい、また、 生命維持に欠かせないミネラル16種類を「必須ミネラル」といいます。
琉球温熱の「マルチビタミン・ミネラル」は、それらの必須ビタミン・ミネラルのうち、 必須ビタミン11種類と必須ミネラル11種類をバランスよく配合しています。
ビタミン・ミネラルはひとつのチーム。まとめて摂るとより効果的です
ビタミン・ミネラルは、チームで連携して助け合いながら働いています。例えば、ビタミンB1、B2、ナイアシン、パントテン酸、ビオチンなどのビタミンB群は、炭水化物の代謝の各ステップに関わっていて、ひとつでも足りない と代謝がうまく行きません。
また、ビタミンCとビタミンEを一緒に摂ると、細胞膜にあって酸化したビタミンEをビタミンCが元に戻し(還元)、ビタミンEの機能を復活させるという好循環があります。 ビタミンDがビタミンAの吸収を助ける、ビタミンAはビタミンCを酸化から守る、など同じビタミン同士、持ちつもたれつの関係でそれぞれが働いています。
ビタミンとミネラルの連携も同様です。ミネラルの大きな仕事の1つに「ビタミンの働きを助けること」があります。たとえば、亜鉛はビタミンA、リンはナイアシンの吸収を助けます。 ビタミンB群の多くは、マグネシウムがないと仕事をすることができません。カルシウムはビタミンDがなければ体内に吸収されず、鉄はビタミンCと一緒に取ると吸収が高まります。
「メガビタミン」という考え方に基づく商品設計
日本のサプリメントの多くは、厚生労働省が公表している「日本人の食事摂取基準」から算出された「一日あたりの栄養素等標準基準値」をもとにサプリメントに含まれる栄養素の量を決めています。しかしこの数値は、健康な人が病気(欠乏症)にならないための「最小限の量」です。
私たちのカラダの作りはDNAが一人ひとり異なっているように個人差があります。従って、作られる酵素タンパクも、個々のタンパク質を合成する能力も、その際に必要とされるビタミンの量も個人によって全部異なります。また、病気の人と健康な人でもビタミン(補酵素)の必要量は違ってきます。 でも、どのビタミンがどこのタンパク質合成で足りていて、どこで不足しているかは誰にもわかりません。
それならば、大は小を兼ねるで不足のないようにビタミンを多めに摂ろうというのが「メガビタミン」の考え方です。これは、日本ではじめて「分子栄養学」を提唱した故・三石巌博士の「ビタミン・カスケード(右図「ビタミン・カスケード」を参照ください)」理論や、「分子矯正医学」を提唱した故・ライナス・ポーリング博士(ノーベル賞受賞)の「メガビタミン療法」に基いています。(尚、メガビタミンでは、ビタミンには個人差があるが、ミネラルにはそれがなく、また、体内で分解されないためその必要量は小さいとしています。)
琉球温熱の「マルチビタミン・ミネラル」はそのような考え方をベースに、ビタミンの配合量を大幅にアップし、ミネラルをバランスよく配合しています。(詳細は図表5「マルチビタミン・ミネラル栄養素量一覧表」をご覧ください)
抗酸化作用を持つビタミン・ミネラル
私たちが呼吸によって体内に取り入れた酸素は、エネルギーを産生する過程で、そのうち約2%が活性酸素になるといわれています。活性酸素は殺菌力が強く、体内では細菌やウィルスを撃退する役目をしていますが、増えすぎると正常な細胞や遺伝子をも攻撃してしまいます。癌や老化、生活習慣病の主な原因ともいわれ、その抑制や除去が健康維持の大切なポイントとなります。
私たちの体内には活性酸素を分解する酵素(活性酵素分解酵素)があり、また、抗酸化物質を直接利用することによって、細胞を活性酸素から守っています。
そして、ビタミン・ミネラルは、活性酸素分解酵素の補因子として、また抗酸化物質としても働きます。 主な抗酸化物質には、ビタミンCやビタミンE、ビタミンB2、セレンなどがあり、銅、亜鉛、鉄などのミネラルは活性酸素分解酵素の補因子となって働きます。
ビタミン・ミネラル以外の抗酸化物質を配合
また、更に抗酸化力をアップするために、ビタミン・ミネラル以外にも、抗酸化作用が期待できるビタミン様作用物質(ビタミンと同じような補酵素の働きをする 栄養素だが体内で合成できるもの)の「イノシトール」や、植物由来の抗酸化物質である「ファイトケミカル」に分類される「βカロテン」、「リコピン」 、「ルテイン」を製品に加えました。
イノシトールは抗酸化作用に加え、脂肪肝や動脈硬化の予防、神経細胞の働きを助ける、髪の健康を保つなど幅広い働きを持ちます。 また、βカロテンには強い抗酸化力があり、体内で必要量に応じて必須ビタミンである「ビタミンA」に変換され、ビタミンAとしても効果を発揮します。 リコピンには抗酸化作用、血糖値を下げる、動脈硬化の予防、ダイエット効果などがあるといわれており、ルテインは強い抗酸化力で紫外線などによる目の酸化を抑え、 目の健康を守る働きがあります。